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陶磁資料館と名古屋ボストン美術館 [絵付けのためのお勉強]


先週金曜日と土曜日、二日続けて美術館巡りをしました。
ちょうど絵付けの参考になりそうな気になる企画展が二つあったのです。

一つは愛知県陶磁資料館の「ジャパニーズデザインの挑戦」と「マイセンカップ&ソウサーの美」。

s_jpnimg04.gif09_MEISSEN_small.gif
マイセンのカップ&ソウサーに興味をひかれて出かけたのですが、
意外にもジャパニーズデザインの挑戦が面白かったのです。
日本の伝統的な上絵のデザインを残しながら洋食器に絵付けを施したものや
ジャポニズムを取り入れたヨーロッパの各窯が作った皿や花瓶など、
日本は西洋を意識し、西洋は日本のデザインを意識して互いが発展していった様子がよくわかりました。

マイセンのカップ&ソウサーは、どうやら個人のコレクションの展示だったよう。
カタログを購入して判ったのですが・・・驚きました。

瀬戸にあるこの資料館、以前に車で前を通過したことはあったのですが、中に入ったのは初めて。
広大な庭があって、作家の器でお茶をいただける場所もあるとか。
桜の木があったので、春になったら是非もう一度訪れたい場所です。

愛知県陶磁資料館 「ジャパニーズデザインの挑戦」 「マイセンカップ&ソウサーの美」
http://www.pref.aichi.jp/touji/top.html


そしてもう一つ素敵な椿のボタニカルアートが車の中吊りポスターになっていたので気になっていた
ボストン美術館。
im_garden-200912_03.jpg
ボタニカルアートの変遷が版画の技術の発達とともに展示されていました。
一口に植物画と言ってもただの図鑑の一ページではなく、デザインとしても洗練されたもので
銅板なのかエッチングなのかなど、技法の違いにより線や影の出方が違います。
今まで気にもしなかったことが分かり面白いものでした。
こちらはまだまだ期間が長いので、もう一度見に行く価値ありです。

名古屋ボストン美術館 「永遠に花咲く庭」
http://www.nagoya-boston.or.jp/exhibition/list/garden-200912/outline.html
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